ながいひるは岡山市の古本屋です。ちょっとだけ新刊書籍もあります。
「NEW」のラベルが付いているものが新品商品で、他は中古商品です。
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インベカヲリ★『私の顔は誰も知らない』
¥2,420
新刊書籍 人々舎 2022.5.16 380ページ 四六並製 ■もくじ はじめに/私の顔は誰も知らない/理想の猫とは?/普通を演じる/コンクリートの上のシロクマ/薬で性格を変える/こうあるべきまともな姿/東京は擬態する場所/何者かになるための買いもの/人間であることを疑う/「自分」とは誰か?/普通の人すぎて驚かれる/蛭子能収になりたい/女子校出身者のパーソナリティ/フェミニズムは避けられない/本当の自分はどこにいる?/写真とフェミニズム/カワイイの基準/見た目だけで惹かれる/人間のねじれ方/健康は人による/うつらうつらを許さない社会/魅惑の「死」/死神とのドタバタ劇/独り言を叫ぶ/欲望に見る一筋の光/つきまとう表現衝動/フリマアプリに人生を学ぶ/モニターの向こう側で/私は正常に生きてます/寸劇コミュニケーション/自信を持つ難しさ/パワースポットでSNS地獄を見る/「怒」が足りない/「素を見せろ」の正体/味覚は信用できるか/自分のことはわからない現象/人類は、皆クズ/引きずられるとは?/続・普通を演じる/理想が飛んでくる/勝手にイニシエーション/「ふあふあa」を辿る/写真を通して「私」になる/初期作品に見る混沌/なぜ女は擬態するのか インベカヲリ★(著) 1980年、東京都生まれ。写真家。短大卒業後、独学で写真を始める。編集プロダクション、映像制作会社勤務等を経て2006年よりフリーとして活動。13年に出版の写真集『やっぱ月帰るわ、私。』(赤々舎)で第39回木村伊兵衛写真賞最終候補に。18年第43回伊奈信男賞を受賞、19年日本写真協会新人賞受賞。写真集に、『理想の猫じゃない』(赤々舎/2018)、『ふあふあの隙間』(①②③のシリーズ/赤々舎/2018)がある。ノンフィクションライターとしても活動しており、「新潮45」に事件ルポなどを寄稿してきた。著書に『家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像』(KADOKAWA/2021)がある。本書は初のエッセイとなる。
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北丸雄二『愛と差別と友情とLGBTQ+ 言葉で闘うアメリカの記録と内在する私たちの正体』
¥2,860
新刊書籍 人々舎 2021.8.20 448ページ 四六判 装丁:川名潤 世界を知り、無知を知り、人間を知る。 偏見を助長してきた言葉や文脈を更新し、日本で流通してきた「LGBTQ+」情報の空洞を埋める希望の書。 ■目次 はじめに プロローグ 第一部 愛と差別と──言葉で闘うアメリカの記録 第一章 「ロック・ハドソン」という爆弾 第二章 エイズ禍からの反撃 第三章 エイズ禍への反撃 第四章 クローゼットな言語 第五章 カム・アウトする言葉 第六章 アイデンティティの気づき 第七章 アイデンティティの誕生と「政治」 第八章 「ミレニアル世代」から「Z世代」へ 付録Ⅰ ストーンウォール50周年記念「ワールド・プライド/NYCプライド・マーチ」2019リポート 第二部 友情と「LGBTQ+」──内在する私たちの正体 第九章 「男と女」と「公と私」と 第十章 「男と女」と「公と私」と(2) 第十一章 男らしさの変容 第十二章 真夜中のホモフォビア 第十三章 「We Are Everywhere!」 第十四章 ホモソシアル、ホモセクシュアル、MSM 第十五章 セクシュアルの可能性 付録Ⅱ 『君の名前で僕を呼んで』考 著者プロフィール 北丸雄二 ジャーナリスト、コラムニスト。毎日新聞をスタートに、東京新聞(中日新聞社)社会部を経て1993年よりニューヨーク支局長。96年夏に退社して独立、ニューヨーク在住のまま執筆活動を続ける。在米25年の2018年に帰国。東京を拠点にTBSラジオやJ-Wave、FM TOKYO及びネット番組「デモクラシー・タイムズ」などでコメンテーターやニュース解説を行う。東京新聞毎金曜に時事評論『本音のコラム』連載。日米政治や社会・文学評論のほか、英米翻訳も多数。訳書に外交『カーター、パレスチナを語る:アパルトヘイトではなく平和を』(Jimmy Carter、共訳)、文学『フロント・ランナー』(Patricia Nell Warren)、『スイミングプール・ライブラリー』(Alan Hollinghurst)、『ノーマル・ハート』(Larry Kramer)のほか、『ヘドウィグ&アングリー・インチ』『ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー』などブロードウェイの日本公演台本も多数翻訳。本書執筆前には『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』(Jerome Pohlen)も翻訳。