ながいひるは岡山市の古本など屋です。ちょっとだけ新刊書籍もあります。
「NEW」のラベルが付いているものが新品商品で、他は中古商品です。
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せきしろ『宇宙の果てには売店がある 生活感のあるSF掌編集』
¥1,980
新刊書籍 シカク出版 2025年4月 B7サイズ 256ページ 《その星の空は保温しすぎたご飯のような色をしていた。 》 《アンドロイドとの飲み会。アンドロイド達が僕にはわからない「アンドロイドあるある」で盛り上がっている。 》 《月の裏は見たことはあるが、新幹線の車窓から見える大きな看板の裏はまだ見たことがない。 》 《年老いた親のためのタイムマシンはボタンが大きくて操作が簡単だ。 》 自由律俳句と妄想文学の名手、せきしろの新境地! 短編小説より短く詩歌よりも長い、「ショートショートショート」とも呼べる作品群によって切り取られた、もうひとつの世界の生活と郷愁。 数行で完結する超掌編の連作約180編と、数ページの掌編11編を収録した、せきしろ初のSF小説集。 「せきしろさんが宇宙の石板みたいに読者へよこす掌編は、まったくもって僕がときめいたSFそのものであり、進化形であり結晶体であった。郷愁とセンスオブワンダーと、そして卓抜な笑いを備えていた。 SFはもうこれでいい。SFのSはせきしろのSであった。」 ――上田誠(ヨーロッパ企画)解説より ======目次====== 《超掌編連作》 宇宙に散らばる161個の断片 タイムマシンの経年変化 銀河鉄道の終電 《掌編》 2100年の眼鏡 / おもしろい話 / タイムマシン展 テレパシー / パラレルワールド / ブーケトス ループ飯 / 花言葉 / 見送る / 時間を止める 天才チンパンジー 《解説》 上田誠(ヨーロッパ企画) ======せきしろ プロフィール====== 1970年、北海道生まれ。作家、自由律俳句俳人。 主な著書に『去年ルノアールで』『バスは北を進む』『放哉の本を読まずに孤独』など。 近著に自由律俳句集『そんな言葉があることを忘れていた』。 また又吉直樹との共著に『カキフライが無いなら来なかった』『蕎麦湯が来ない』などがある。
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中村一般『僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ』
¥1,650
新刊書籍 シカク出版 2022年12月9日発売 132ページ フルカラー 街を歩き、立ち止まる。 いつかなくなってしまうものを、 ほんの一瞬でも強く 心に焼きつけるために。 2021年、気鋭のイラストレーター/マンガ家の中村一般が、2019年〜2020年に描いた日記マンガやイラストから選りすぐりをまとめた同人誌を自費出版。その後完売・増刷未定となっていました。 その幻の作品が、2022年視点の描き下ろしマンガを加えて甦ります。 2019年から2020年にかけてという、世界中が未知のウイルスの脅威に怯えていた不安定な日々の中で、著者が生活の中で出会い、確かな眼差しで書き残した「ささやかな景色」の数々がオリジナルに忠実なフルカラーで再現されています。 これからさらに表現の幅を広げて活躍していく著者の原点として、記憶に留められるであろう鮮やかな初期作品集です。 中村一般 1995年東京出まれ。主に書籍の装画、漫画を描く。趣味は散歩と読書。 著書に『ゆうれい犬と街散歩』(トゥーヴァージンズ)がある。
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酒の穴(パリッコ、スズキナオ)『エクストラプレーン』(サイン本)
¥1,100
新刊書籍 シカク出版 2023年10月1日発売 文庫サイズ 176ページ 酒場ライター、パリッコとスズキナオ。 酔ったふたりが、ただ喋るだけの176ページーー 「チェアリング」という活動を生み出し、いまやテレビ、ラジオ、雑誌、ウェブメディアなどには欠かせない存在となったスズキナオとパリッコが、前作「酒の穴」に続き、無益に飲み語る。 読んでもまったく身にならない、だけどひとり酒の時間が少しだけ豊かになる、酩酊対話集第二弾。
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スズキナオ、パリッコ 『酒の穴』
¥1,320
SOLD OUT
新刊書籍 シカク出版 2018年2月11日発売 文庫サイズ 144ページ 酒場ライター・スズキナオとパリッコによる、この世の中でまだ知られていない酒スポットや酒の楽しみ方を探求するユニット「酒の穴」の酩酊対談集。 【収録内容】 波紋の発見 「生霊」はワークキャップをかぶっている どうでもいいラブ 梶井 行き着く先は「木」 コンビニ店員「三宅」 添える美学 ストロングゼロ 酒場のキャプテン翼 死後横丁 スズキナオ 東京生まれ大阪在住のフリーライター。WEBサイト「デイリーポータルZ」「excite bit」「メシ通」などを中心に執筆中。テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。趣味は酒と徘徊。 パリッコ ミュージシャン、漫画家、酒場ライター、他。雑誌「酒場人」監修。レシピコラム「晩酌ほろ酔いクッキング」(週刊漫画ゴラク)連載。漫画「ほろ酔い! 物産館ツアーズ」(ヤングコミック)連載。また「大衆酒場ベスト1000」(ピコピコカルチャージャパン)をはじめ、WEBサイトへの寄稿も多数。趣味は酒と徘徊。
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金原みわ 『さいはて紀行』
¥1,100
SOLD OUT
新刊書籍 シカク出版 2016年5月10日 文庫サイズ 202ページ 珍スポット、B級スポット、秘宝館、ストリップ、ジャンクション、工場、珍建築、電波住宅、珍寺、珍仏、巨大仏、新興宗教、奇祭、純喫茶、遊郭跡…… 遠くにあるようで日常のすぐそばにある「さいはて」を巡る旅人、金原みわの旅の記録をまとめた紀行エッセイ集がシカク出版より発売。 僕はみわさんの書く文章がとても気に入ってます。単におもしろおかしい物件を見物して終わり、ではなくて、彼女特有の目線の暖かさが、そのまま文章に反映されていて、すごくいい。珍スポットや珍人類をこんなふうに描けるひとって、なかなかいません。(都築響一) 【収録内容】 異国のさいはて ――タイのゴーゴーボーイズ 罪のさいはて ――刑務所で髪を切るということ 宗教のさいはて ――キリスト看板総本部巡礼 夢のさいはて ――最高齢ストリッパーの夢 食のさいはて ――ゴキブリ食べたら人生変わった 水のさいはて ――淀川アンダーザブリッジ 性のさいはて ――生命の潮吹きストリップ 人のさいはて ――じっちゃんのちんちん 巻末コメント(都築響一) 金原みわ プロフィール 珍スポトラベラーとして、全国の珍しい人・物・場所を巡りレポートしている。関西情報誌のMeetsRegional、ウェブメディアのジモコロ、都築響一氏のROADSIDER's weeklyで記事連載中である。ハイエナズクラブや大阪奇食倶楽部に属し、イベントも定期開催している。
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スズキナオ 『酒ともやしと横になる私』
¥1,430
SOLD OUT
新刊書籍 シカク出版 2020年8月29日 208ページ 三五判変形(148mm×85mm) 今最も注目を集めるライターのひとり スズキナオの新刊が発売決定!! エッセイコラム『鈴木のぼやき』に大幅な加筆修正と書き下ろしを加えて待望の書籍化。徹頭徹尾どうでもよくて冴えないのに、なぜか面白くてクセになる。スズキナオの真骨頂ともいえる新感覚無意味系脱力エッセイ! スズキナオ 1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。WEBサイト『デイリーポータルZ』『QJWeb』『よみタイ』などを中心に執筆中。テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』(スタンド・ブックス)、パリッコとの共著に『酒の穴』(シカク出版)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)がある。