ながいひるは岡山市の古本屋です。ちょっとだけ新刊書籍もあります。
「NEW」のラベルが付いているものが新品商品で、他は中古商品です。
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『ながいひる店主の日記 vol.44 2025年3月1日(土)~2025年3月31日(月)のこと』※人々の日記
¥400
コピー本 A5サイズ 約13,000字 手作業で作っています 不備がありましたらお知らせください ※最新号は400円、バックナンバーになると500円になります 【ながいひる店主/きむらまこと】 1982年7月、倉敷市児島生まれ。高校を出てからの8年半を神戸市の学校、マーガリン工場、レコード屋などで過ごしてから帰郷。4年間でお金と本を貯めて2013年10月2日から古本屋。人の顔と名前を覚えるのがすごく苦手。バスケが好きだけど手足が短い。腰が痛いし肩が凝る。とにかく首が冷える。
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原田ちあき『誰にも見つからずに泣いてる君は優しい』
¥950
古本 大和書房 横:約13cm 縦:約18.7cm 厚:約1.8cm(208ページ)
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冬雨千晶『西から枝へ vol.12 25.2.1 to 25.3.21』※人々の日記
¥400
コピー本 A5サイズ 32ページ 日記です 【冬雨千晶】 1996年9月16日生まれ。玉野市出身。 岡山市在住。 詩を書いています。 https://winterain.jp/
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斗鬼正一『頭がよくなる文化人類学 「人・社会・自分」ー人類最大の謎を探検する』
¥350
古本 光文社新書 240ページ
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森見登美彦(訳)『竹取物語』
¥660
新刊書籍 河出文庫 2025.3.6 144ページ 1000年以上も読み継がれる「物語の原型」を 竹林をこよなく愛す当代の人気作家が現代語訳! 翁がある日、光る竹の中に見つけた可愛らしい小さな人。やがて絶世の美女に成長したかぐや姫は、言い寄る求婚者たちに無理難題を課す。恋に破れ去る男たち、そして、「その日」は近づく――千年以上も前に書かれ、読み継がれてきた異世界譚を、竹林に並々ならぬ思いを寄せる作家・森見登美彦が現代語訳した必読の一冊! 竹取物語とその現代語訳にまつわる舞台裏をたっぷり語った講義「作家と楽しむ古典 僕が書いたような物語」、竹林の中へ入り込んだ幼少期の原体験からはじまる文庫版のための書き下ろしあとがき「生きていることのふしぎ」も収録。 【もくじ】 竹取物語 全集版あとがき 千年の失恋 特別収録 講義「作家と楽しむ古典」 僕が書いたような物語 文庫版あとがき 生きていることのふしぎ 解題 大井田晴彦 森見登美彦 1979年、奈良県生まれ。2003年、京都大学在学中に執筆した『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞、14年『聖なる怠け者の冒険』で京都本大賞、17年『夜行』で広島本大賞、19年『熱帯』で高校生直木賞を受賞。他の著書に『新釈 走れメロス 他四篇』『有頂天家族』シリーズ、『シャーロック・ホ―ムズの凱旋』など多数。
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『文藝 2025年春季号』
¥1,485
SOLD OUT
新刊書籍 河出書房新社 2025.1.7 520ページ
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楳図かずお『恐怖への招待』
¥1,100
新刊書籍 河出文庫 2025.2.6 272ページ ホラー漫画の第一人者にして『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』など漫画史に輝く名作の数々を遺した天才が、自身の半生と創作秘話とともに、「恐怖」とは何かについて初めて語った貴重な記録。 楳図かずお(著) 1936年、和歌山県生まれ。漫画家。『漂流教室』他で小学館漫画賞、『わたしは真悟』でアングレーム国際漫画祭遺産賞を受賞。代表作に『へび少女』『まことちゃん』『14歳』他、多数。2024年、死去。
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鈴木伸子(著)、白川青史(写真)『シブいビル 高度成長期生まれ・東京レトロビルガイド』
¥990
SOLD OUT
新刊書籍 河出文庫 2024.6.6 184ページ 1964年東京オリンピック前後に建設された、昭和の香りただよう「シブビル」。昔ながらの喫茶店、象が下りた螺旋階段、都心にひっそりとある屋上庭園……その魅力と価値を豊富な写真とともに紹介。 鈴木伸子(著) 東京生まれ。東京女子大学卒業後、2010年まで雑誌「東京人」編集部に勤務。退社後、都市、建築、鉄道、町歩きなどをテーマに執筆活動を行う。著書に『大人の東京散歩「昭和」を探して』『シブいビル』など多数。
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町田康(訳)『宇治拾遺物語』
¥880
新刊書籍 河出書房新社(古典新訳コレクション) 文庫本 2024.4.8 288ページ <こぶとりじいさん>こと「奇怪な鬼に瘤を除去される」、<舌切り雀>こと「雀が恩義を感じる」など、現在に通じる心の動きと響きを見事に捉えた、おかしくも切ない名訳33篇を収録。
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松田いりの『ハイパーたいくつ』
¥1,650
SOLD OUT
新刊書籍 河出書房新社 2024.11.18 128ページ 四六判 職場で疎まれている私をチームリーダーは「ペンペン」と呼ぶ――八方塞がりの毎日が限界を迎えたとき、壊れた言葉が現実に侵食してゆく、リリカル系日常破壊小説!第61回文藝賞受賞作 松田 いりの(著) 1991年、静岡県生まれ。2024年、「ハイパーたいくつ」で第61回文藝賞を受賞。
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レイ・ブラッドベリ『猫のパジャマ』中村融 翻訳
¥1,100
SOLD OUT
新刊書籍 河出書房新社 2024.5.8 文庫本 360ページ 猫を拾った男女をめぐる極上のラブストーリー「猫のパジャマ」、初期の名作「さなぎ」ほか、人生のほろ苦い驚きが詰まった珠玉の作品集。絶筆となったエッセイ「連れて帰ってくれ」を特別収録。新装版。 レイ・ブラッドベリ(著) 1920年イリノイ州生まれ。宇宙時代の抒情詩人との異名を取る、現代アメリカ文学を代表する作家。代表作に『火星年代記』(50)『華氏四五一度』(53)『たんぽぽのお酒』(57)など。2012年没。 中村 融(翻訳) 1960年生まれ。翻訳家・アンソロジスト。編訳書にヤング他『時を生きる種族』、クラーク他『ワイオミング生まれの宇宙飛行士』他。訳書にブラッドベリ『塵よりよみがえり』、ウェラー『ブラッドベリ年代記』他。
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ホルヘ・ルイス・ボルヘス『幻獣辞典』柳瀬尚紀(翻訳)
¥1,320
新刊書籍 河出書房新社 2015.5.11 文庫本 セイレーン、八岐大蛇、一角獣、竜といった想像上の生き物や、古今東西の文学作品に登場する不思議な存在をめぐる120のエッセイ。
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マンスーン『無職、川、ブックオフ』
¥1,870
新刊書籍 素粒社 2024.12.16 200ページ 四六判変型並製 装丁:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) 30歳まで無職という経歴をもつ、WEBメディア『オモコロ』の人気ライター・ディレクターの著者による初のエッセイ集。 怠惰で愉快で切実な、無職の頃とその前後。 「今日も何も生み出していない。それがとても心地よくもあり。とても気持ちが悪い」 目次 1 ちゃんと思い出す 仕事がない人にも仕事がある 川 売るでもなく買うでもなく どこにも行けない 一人で暮らすということ(1) 一人で暮らすということ(2) 一人で暮らすということ(3) 送られることなく 祈り、消えた なんとか 歩く時給 いたくない いてもいい街 何もない日のインターネット キャンディを消す 光らせて、変わって 変えられない 【interlude】深い森から抜け出すように 2 少しだけ思い出す/食べること 夜にする 箱 *100円のもんじゃ 27時の散歩 湿度と残金 *ピータンとチャーハン 回想 食べなかった *チャパティと具のないカレー(野菜を作るということ) Skip 回想2 *ぎっしりのり弁 シミ ただ、家族 *サイレントクッキング(ポテチとチヂミ) これから東京メトロ nonidentical organism *労働と油揚げ鍋 思っていたから、どうしようもない 部屋 *疲れたときのダブルチーズバーガー あとがき マンスーン(著) 1987年東京都生まれ。ライター/ディレクター。 大学卒業後に無職を経験したのち、WEBメディア『オモコロ』を運営する株式会社バーグハンバーグバーグに入社。 話題になったPRコンテンツの制作ディレクションや、役に立たない工作記事を執筆している。
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内海慶一『句集 棕櫚村の事件』
¥300
新品ZINE A6サイズ 16ページ 2024年2月25日 昭和初期の、ある集落を舞台にした連作20句です ※再入荷分、著者の意向で値下げしてます 【内海慶一】 1972年生まれ、岡山市在住。主に文筆業。都市鑑賞者。ピクトさん、装飾テント、玄関灯、台、ペットボトルのある風景、型板ガラス、棕櫚、水路など、身のまわりにあるさまざまなモノ・風景を鑑賞し、写真や文章を発表している。活動テーマは「見たことあるのに見えてなかった」。棕櫚俳句の鑑賞文を書いたことをきっかけに、2023年より棕櫚をテーマにした俳句をつくり始める。 著書 『ピクトさんの本』(ビー・エヌ・エヌ、2007年) 『100均フリーダム』(ビー・エヌ・エヌ、2010年)
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早尾貴紀『パレスチナ/イスラエル論』
¥1,900
古本 有志舎 横:約13.6cm 縦:約19.5cm 厚:約2.5cm(332ページ)
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高島鈴『布団の中から蜂起せよ アナーカ・フェミニズムのための断章』
¥1,500
古本 人文書院 横:約13.3cm 縦:約18.8cm 厚:約1.8cm(244ページ)
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ショーン・フェイ『トランスジェンダー問題 議論は正義のために』高井ゆと里 訳
¥1,500
古本 明石書店 横:約13.3cm 縦:約18.8cm 厚:約2.3cm(436ページ)
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FIFTYS PROJECT『Monthly Newsletter Column May 2023-February 2025』
¥1,000
新品ZINE FIFTYS PROJECT 105ページ FIFTYS PROJECTは「政治分野のジェンダー不平等、わたしたちの世代で解消を」と掲げ、2022年の夏に設立した団体で、20代・30代の女性(シス/トランス)、Xジェンダー、ノンバイナリーの地方議会議員への立候補を呼びかけ、一緒に支援するムーブメントです。現在、2027年の統一地方選挙にて100名の女性候補者をサポートすることを目指して活動をしています。 https://www.fiftysproject.com/ 【STATEMENT】 初めて女性が国会議員になった1946年、466人中39人の女性が衆議院議員になった。 2021年の衆院選、当選した女性は465人中45人、比率はわずか9.7%。 この75年で増えた女性衆議院議員はわずか6人ということになる。 政治のジェンダーギャップ146ヶ国中139位、日本が極端に遅れているという現実。 女性も投票、立候補できるという男女平等実現への一歩に心を躍らせた人たちは、 こんな75年後を想像していただろうか。 選択的夫婦別姓、同性婚はまだ実現していない。性教育、緊急避妊薬、人工妊娠中絶へのアクセスは限られる一方、性犯罪に関する刑法では被害者の立場が圧倒的に弱い。男女の賃金格差、セクハラ、根強い性別役割分業・規範も解消されていない。個人の選択と権利が守られ、自分らしい人生を歩める社会には程遠い。 ここからの75年、次の世代に、もっとフェアで平等な、生きやすい社会を残したい。 そのために政治分野のジェンダーギャップをわたしたちの世代で解消を。 まずは女性の地方議員を増やすこと。 その先に、女性の国会議員が増え、女性総理大臣の誕生がある。 2022年現在、地方議員の女性比率は14% 20・30代の女性比率を見ても18%に過ぎず、 このままいけば、私たちの時代に、ジェンダー平等は実現しない。 立候補しよう。 私たちの人生に「政治家」になる選択肢を。 これまでの男性と同じように振る舞えることがジェンダー平等ではない。 政治の在り方を一緒に変えていこう。 応援しよう。 応援したい政治家がいないなら、一緒に動いていこう。 投票以外にも、私たちができることがたくさんある。 女性参政権獲得から75年を経て、先人たちの努力のおかげで、今の私たちがある。 政治の場に勇気を持って踏み込もう。 新しい景色ーNew Sceneを、地域から、私たちから、一緒につくっていこう。
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『ながいひる店主の日記 vol.43 2025年2月1日(土)〜2025年2月28日(金)のこと』※人々の日記
¥500
コピー本 A5サイズ 約11,000字 手作業で作っています 不備がありましたらお知らせください ※最新号は400円、バックナンバーになると500円になります 【ながいひる店主/きむらまこと】 1982年7月、倉敷市児島生まれ。高校を出てからの8年半を神戸市の学校、マーガリン工場、レコード屋などで過ごしてから帰郷。4年間でお金と本を貯めて2013年10月2日から古本屋。人の顔と名前を覚えるのがすごく苦手。バスケが好きだけど手足が短い。腰が痛いし肩が凝る。とにかく首が冷える。
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冬雨千晶『whirlpool』
¥700
新品ZINE(詩集) 詩・装丁 冬雨千晶 B6サイズ 102ページ 2024年2月25日 発行 「はぜました」 「なにが」 「わからない」 過去、現在、未来のどこにいるかわからない渦のような不安、日々の生活のままならなさ、それでも確かにその内に存在する美しさに救われながら書き綴った21篇。 【冬雨千晶】 1996年9月16日生まれ。玉野市出身。 岡山市在住。 詩を書いています。 https://winterain.jp/
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岡本有佳 編著『弾劾可決の日を歩く ”私たちはいつもここにいた”』
¥1,100
新刊書籍 タバブックス/gasi editorial 2025.02.26 68ページ B6判 装丁:小松洋子 2024年12月3日、尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣布から始まった韓国の混乱。大統領弾劾を求め200万人規模のデモが行われ、大勢の若い女性たちが参加した。多くの市民が立ち上がり声を上げる根底にあったのは、尹政権の言論弾圧や不正、アンチフェミニズム政策への怒り。現地を取材し、抵抗する人々の声を聞いた記者による、韓国の現実。 目次 はじめに ソウル・弾劾可決の日を歩く 家の中で大切な、一番明るい光を持って集まった女たち イ・ラン インタビュー 「私たちはいつもここにいた。見てなかっただけ」 言論弾圧に抗う① 独立メディア ニュース打破 言論弾圧に抗う② メディアを監視する 民主言論市民連合 韓国の若い女性たちはなぜデモに行くのか−−怒りとフェミニズム 趙慶喜 岡本有佳(編著) 記者/編集者として活動する。女性たちの表現活動やメディア問題のほか、日本軍「慰安婦」問題などにも関心がある。共編著『《自粛社会》をのりこえる』(岩波ブックレット)、『政治権力VSメディア 映画『共犯者たち』の世界』(夜光社)など。
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ヤマザキOKコンピュータ 『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』 装画・本文イラスト:香山哲
¥1,540
新刊書籍 タバブックス B6版変型(173mm×123mm)・並製 148ページ 装丁 惣田紗希 2020年6月29日 投資家であり、パンクスでもある筆者の視点で見る投資や経済、社会とお金。今自分がいる場所から見える社会問題や将来の不安と戦いながら楽しく生きていくための冒険の書。 「目の前にはくそつまらない未来が浮かんで見えるけど、くそ笑える未来だって全く見えないわけじゃない」 【目次】 はじめに 第一章 くそつまらない未来がやってこようとしている くそつまらない未来 資本主義社会でもやっていく 第二章 俺たちはお金に何を思えば良いんだろう お金は錆びない朽ちない腐らない お金の性質1:価値の前借り お金の性質2:価値の保存 保存性のバグが未来を壊す 第三章 資本主義の深刻な問題 第1の竜、カクサ 第2の竜、オセン 自然との共存 資源有限、創意無限 第四章 お金と共存していく方法 テクノロジーの希望 お金のシステムをカスタムしていく スタンプ貨幣でお金を自然に近付ける 第五章 俺たちが未来のためにやれること あらゆる買い物に意志を乗せる 無意識な消費と、優れた消費 ひとりひとりが投資家になる 投資家になるということ 俺たちの貯金は戦争に行かされているかもしれない 貯金はあんまり堅実じゃない 第六章 投資を使ってできること 世の中には良い会社がたくさんある 社会にインパクトを与える投資 投資のリスク 第七章 投資を始める前に考えること まずは生活コストの見直しから 投資で気を付けなければならないこと リスクは必ず分散する 手数料と税金はなるべく払わないほうが良い 第八章 遊びながら生きていくために 何かに頼りすぎるリスク お金より大事なものを忘れない さいごに <店主推薦文> 「投資家」と聞くとちょっと胡散臭いというか、働かないでズルしてるというか、そういうような、あんまり良い印象を受けないという人が多いと思います。ヤマコンさんを知る前の私もそうでした。 もちろんお金を儲けまくるためにする投資もあるけど、どうやらそれだけじゃないらしい。 これまでもこれからも投資なんか絶対にする気がないという人にも、すでに投資をやっているという人にもきっと読んで欲しい本です。 実用書という感じではありません。マインドの話です。この世界で少しでも楽しく気持ちよく生きるためのヒント!ヤマコンさん、こんなに素晴らしいものを書いてくれて本当にありがとう! ながいひるが新刊を取り扱うきっかけになった本です。是非! ヤマザキOKコンピュータ 1988年生まれの投資家・文筆家・ウェブメディア運営者。バンド活動しながらライブハウスで働いた経験などを元に、パンクの視点からお金を考える。お金に関するウェブメディア『サバイブ』や、沖縄のオルタナティブスペース『NEO POGOTOWN』の運営に携わる。 【ヤマザキOKコンピュータさんのnote】 くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話 https://note.com/0kcpu/n/ndb47516f4b8e 【香山哲さんのnote】 かもしれない投資の話 https://note.com/kayamatetsu/n/ncad7f5353175
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栗原康 『はたらかないで、たらふく食べたい』
¥1,870
新刊書籍 タバブックス 2015年4月21日 四六判変型 228ページ 結婚や消費で自己実現? ウソだ! 豚小屋に火を放て! やりたいことだけをやってはいけない、 かせがなければいけない、買わなければいけない——負い目を背負って生きることを強いられる「生の負債化」が進行する現代社会。今こそ新自由主義の屈折した労働倫理から解き放たれるとき! 笑いながら溜飲が下がる、トンデモなさそうで腑に落ちる、この新しい読み心地は何? 『大杉栄伝ー永遠のアナキズム』で第5回「いける本」大賞受賞、気鋭の政治学者による爆笑痛快現代社会論 【目次】 キリギリスとアリ ―― はたらくこと馬車馬のごとく、あそぶこと山猿のごとし 切りとれ、この祈る耳を ―― 耳切り一団 3・11になにをしていたか? ――とうとう江戸の歴史が終わった 豚小屋に火を放て ―― 伊藤野枝の矛盾恋愛論 甘藷の論理 ―― うまい、うますぎる! 地獄へ堕ちろ ―― ヘイトスピーチか、それともスラムの念仏か 他人の迷惑かえりみず ―― 心得としての高野長英 お寺の縁側でタバコをふかす ―― 大逆事件を旅してみれば 豚の足でもなめやがれ ―― もののあはれとはなにか? 大杉栄との出会い ―― 赤ん坊はけっして泣きやまない ヘソのない人間たち ―― 夢をみながら現実をあるく 反人間的考察 ―― 歴史教科書としての『イングロリアス・バスターズ』 豚の女はピイピイとわめく ―― 老荘思想の女性観 だまってトイレをつまらせろ ―― 船本洲治のサボタージュ論 栗原康 1979年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。著書に『G8 サミット体制とはなにか』(以文社)、『大杉栄伝—永遠のアナキズム』(夜光社)、『学生に賃金を』(新評論)がある。趣味は、ビール、ドラマ観賞、詩吟。
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クリスティン・スモールウッド『精神の生活』佐藤直子 訳
¥1,100
古本 書肆侃侃房 横:約13cm 縦:約18.8cm 厚:約1.8cm(280ページ)