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アリスン・ピープマイヤー『ガール・ジン : 「フェミニズムする」少女たちの参加型メディア』野中モモ(翻訳)
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新刊書籍
太田出版
2011.8.18
416ページ
四六版
何者でもない少女や女性たちによる手作りの小冊子「ガール・ジン」。それはアメリカにおけるアカデミズムや既存の女性団体の外側で、1990年代以降の「第三波フェミニズム」を支えてきた。
ガール・ジンは読者に希望を与え、怒りをかきたて行動を促すことで、社会や政治への介入を可能にする。個人的で親しみやすさを重視する一方で、広い集団行動を呼びかける。
実際のところ、ガール・ジンはどのように自己表現、コミュニティ構築、社会的介入を行なうのか? 多数の資料をもとに、少女や女性たちの参加型メディア「ガール・ジン」の歴史と活動を詳細に綴った初の解説書。
目次
第1章 もし私がこういうことを書かないでいたら、ほかの誰かも書きはしないだろうから-ガール・ジンが継ぐ、フェミニストの遺産と第三波の起源
第2章 なぜジンは重要なのか?-物質性と「身体化されたコミュニティ」の創造
第3章 ドレスアップをプレイする、ピンナップをプレイする、ママをプレイする-ジンとジェンダー
第4章 「わたしたちは、みなひとつではない」-ガール・ジンに見られる交差的アイデンティティ
第5章 「第三波フェミニズム」する-希望の公共教育としてのジン
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