
ドミニク・フリスビー『税金の世界史』
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新刊書籍
河出書房新社
2021.09.15
四六判
320ページ
なぜ我々は税金を納めるのか? 誰でも知っている歴史的な事件の裏にはよく税金が関係しているという驚くべき事実などを紹介しながら、ユーモアに満ちた語り口で人類と税金の歴史を語る。
衆議院総選挙で税金は争点になるのか? コロナとオリンピックで使った経費は回収できるのか?
古代からの歴史をつくり未来を変える税のすべて!
とんでもない税、戦争や疫病時の税、税制の欠陥、デジタルとデータ、ユートピアの設計……税の本質としくみを理解し、語り合うために絶好の一冊。
古代より、文明には税がつきものだった。人類最古の文明であるメソポタミア文明にも一種の税があ要な宗教にしても、信徒から金を集める仕組みをそれぞれに有した。また、歴史上の革命や反乱の多くは重税への不満を原因にしていた。そして現代、テクノロジーの進歩による社会の著しい変化に、いまの税の仕組みが追いついていないことを詳らかにし、これからの税はどうあるべきかについて掘り下げる。
この本の目的は、現代の人びとに改めて税について考え、語りあってもらうことである。税というプリズムを通して世界——われわれを取り巻く現在、過去、未来の世界——を見れば、さまざまなことが明白になってくる。現状をもたらしたものは何か、この出来事を引き起こしたものは何か、未来はどうなっていくのか——それを変えるには何をすればいいのか。文明の形は税制によってつくられる。国家の運命——人びとが豊かになるか貧しくなるか、自由な立場を得るか隷属的な立場を得るか、幸せになるかみじめになるか——の大部分は税制によって決まるのだ。(本書第3章より)
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