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清水俊彦『ジャズ・オルタナティヴ』

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青土社
1996年12月20日 第1刷発行
横:約14cm
縦:約19.6cm
厚:約2.6cm(378ページ)

古本です。

彼らは、実験的なクロス・ジャンル的効果を積極的に導入しているか、自己批判的な視点をもっているか、自分の音楽スタイルの因習的な境界を打破する姿勢があるかといった問いを自らにつきつけながら、ジャンル間の、そしてアヴァンギャルドとポップの境界侵犯を認めるとともに、従来の伝統的文化範疇そのものを根底から覆すような批判装置を設定し、モダニズム的な反歴史的/脱歴史的現在へ回帰するよりも、すでにポストモダニズムが現在の歴史を形成してしまっている事態を自明的なものと見なしたのである。そして、こうした認識を最初に具現したのが、ニューヨークのダウンタウン・ミュージックである。これは、1970年代の終わりから80年代のはじめを起点とするマンハッタンのロウアー・イースト・サイドのロフトで栄えた、実り豊かな新しい音楽シーン、つまりダウンタウン・シーンに由来する。その結果生まれたのがなによりもまずボーダレスなニュー・ミュージックであり、そしてそれと密接な関係にある実験的なジャズである。

【第1部】
from NY downtown scene
ジョン・ゾーン、ビル・フリーゼル、ウェイン・ホーヴィッツ、フレッド・フリス、エリオット・シャープ、クリスチャン・マークレイ、ティム・バーン、ローレンス“ブッチ”・モリス、ヘンリー・スレッギル、レジー・ワークマン、チャールズ・ゲイル、ジェイムズ・ブラッド・ウルマー、M-BASE、ドン・バイロン、ザ・ジャズ・パッセンジャーズ、ロイ・ナサンソン/アンソニー・コールマン、ユニヴァーサル・コングレス・オヴ、ボブ・オスタータグ、トーマス・チェイピン、マーティ・アーリック、マイラ・メルフォード、マリリン・クリスペル、ブランダン・ロス

【第2部】
freedom principle
サン・ラ、オーネット・コールマン、セシル・テイラー、アンソニー・ブラクストン、ジョセフ・ジャーマン、ハル・ラッセル、スティーヴ・レイシー、ポール・ブレイ、ワールド・サキソフォン・カルテット、ジュリアス・ヘンフィル、デイヴィッド・アレイ

【第3部】
the forever bad blues
ラ・モンテ・ヤング、テリー・ライリー/クロノス・カルテット、フィリップ・グラス、アンソニー・デイヴィス、フランク・ザッパ、ガイ・クルセヴェック

【第4部】
the sound and the city
高柳晶行、阿部薫、間章

若干のスレ、傷み、汚れ、染みありです。

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