ながいひるは岡山市の古本屋です。ちょっとだけ新刊書籍もあります。
「NEW」のラベルが付いているものが新品商品で、他は中古商品です。
-
熊代亨『ないものとされた世代のわたしたち』
¥1,980
新刊書籍 イースト・プレス 2024年10月4日 四六判 並 280ページ 就職氷河期世代は、50代に。 あのころの思い描いた未来と今は、どこかちがう。 昭和の地域社会、就職氷河期、オタクの変遷、発達障害の台頭、インターネットへの期待と現実、ほんとうにやってきたポストモダン社会……時代の変化のなかで何を体験し、そして、何を見落としていたのか。1975年生まれの精神科医が、半世紀の記憶と記録をたどるクロニクル。 「社会の曲がり角は、その渦中にあって案外気付きにくい。そのことを知るうえで、あの、葬送しようにも葬送しきれない一時代が教えてくれることは多いように思う。」(第2章「ないものとされた世代のわたしたち」より) ▼もくじ はじめに この半世紀であらゆるものが変わった/氷河期世代とは何だったのか/未来は見えにくい/一人の精神科医が見た半世紀の日本/本書の構成 【社会】第1章 途上国の面影のこる地方社会 1975年~ あらゆることがアバウト/ 昭和の大人たち/ 地元共同体はユートピア?/「地元」の不適応者/ 「もうここにいたくない」 【経済】第2章 ないものとされた世代のわたしたち 1980年~ バブル景気なんて本当にあったのか/ 『なんとなく、クリスタル』の予言/「これは何かおかしい」/就活という問題系/一人また一人と力尽きていった/それでも成果主義に熱狂したわたしたち/遅れて発見された氷河期世代/氷河期世代のその後 【オタク】第3章 犯罪者予備軍と呼ばれたオタク 1990年~ オタクとは何であったか/ 「兄貴は自室を他人に見せたがらない」/最先端の消費者としてのオタク、新人類 97 / 「この気持ち悪いオタク!」/「おまいらキター・おれらキター」量産されるオタク オタクとサブカル/マス・マーケットとして発見されたオタク/ 「キモオタ」はどこへいった? 【精神医療】第4章 診断され、支援され、囲われていく人々 2000年~ 「おまえ、何科に進むの?」/ 1999年の精神医療/ 研修医はピーチツリーフィズ依存/廃れていった診断たち/発達障害の台頭 時代が浮かび上がらせた症状/「このまま消えてしまいたい」/わたしとわたしたちの再出発/精神分析からDSMへ/私自身もADHDに当てはまるのではないか/それは社会の優しさか、恐ろしさか/精神医療と時代 【ネット】第5章 インターネットにみた夢と現実 2010年~ デジタルネイティブではないけれど/ 「ファンサイトを見に行こうぜ」/匿名掲示板・テキストサイト、「おれら」の世界/アンダーグラウンドな空間にあったシェアの夢/いつの間にかビジネスの草刈り場/嫌儲・おぼえていますか/「インターネットが世間になっている!」/こうして世界は「便所の落書き」に囲まれた/あのころの未来にたどりついたけど/わたしたちは愚かなサイボーグになった 【現代思想】第6章 やってきたのは「意識低い」ポストモダンだった 2020年~ ニューアカの登場とオワコンになるまで/「オタクにもインターネットにも当てはまるんじゃないか」/「患者さんの症状はこんなに空間に左右されるのか!」/ 思想家たちの予言は意識が高すぎた/嘘を嘘と見抜けない時代/ほんとうの、大きな物語のおわり/日本の田舎とポストモダン/すべてが寄る辺のない未来に備えて おわりに 主要参考文献
-
熊代亨『何者かになりたい』
¥1,650
新刊書籍 イースト・プレス 2021年6月14日 四六判 並 216ページ 「自分」に満足できないのは、なぜ? 〈承認欲求〉〈所属欲求〉〈SNS〉〈学校・会社〉〈恋愛・結婚〉〈地方・東京〉〈親子関係〉〈老い〉 アイデンティティに悩める私たちの人生、その傾向と対策。 「何者かになりたい」。 多くの人々がこの欲望を抱え、それになれたり、なれなかったりしている。 そして、モラトリアムの長期化に伴い、この問題は高齢化し、社会の様々な面に根を張るようになった。 私たちにつきまとう「何者問題」と、どうすればうまく付き合えるのか。 人と社会を見つめ続ける精神科医が読み解く。 【目次】 はじめに 第1 章 承認されると「何者か」になれる? 第2 章 つながりが「何者か」にしてくれる? 第3 章 アイデンティティと何者問題 第4 章 恋愛・結婚と何者問題 第5 章 子ども時代の何者問題 第6 章 大人になってからの何者問題 補論 何者問題への処方箋 おわりに
-
熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』
¥1,980
新刊書籍 イースト・プレス 2020年6月17日 四六判 並 316ページ 現代人が課せられる「まともな人間の条件」の背後にあるもの。 生活を快適にし、高度に発展した都市を成り立たせ、 前時代の不自由から解放した社会通念は、同時に私たちを疎外しつつある。 メンタルヘルス・健康・少子化・清潔・空間設計・コミュニケーションを軸に、 令和時代ならではの「生きづらさ」を読み解く。 社会の進歩により当然のものとなった通念は私たちに「自由」を与えた一方で、 個人の認識や行動を紋切型にはめこみ、「束縛」をもたらしているのではないだろうか。 あらゆる領域における資本主義・個人主義・社会契約思想の浸透とともにうつろう秩序の軌跡と、私たちの背負う課題を描き出す。 かつてないほど清潔で、健康で、不道徳の少ない秩序が実現したなかで、 その清潔や健康や道徳に私たちは囚われるようにもなった。 昭和時代の人々が気にも留めなかったことにまで私たちは神経をつかうようになり、 羞恥心や罪悪感、劣等感を覚えるようにもなっている。 そうした結果、私たちはより敏感に、より不安に、より不寛容になってしまったのではないだろうか? 清潔で、健康で、安心できる街並みを実現させると同時に、 そうした秩序にふさわしくない振る舞いや人物に眉をひそめ、 厳しい視線を向けるようになったのが私たちのもうひとつの側面ではなかったか?(「はじめに」より) 【著者略歴】 熊代亨(くましろ・とおる) 1975年生まれ。信州大学医学部卒業。精神科医。 ブログ『シロクマの屑籠』にて現代人の社会適応やサブカルチャーについて発信し続けている。 著書に『ロスジェネ心理学』『融解するオタク・サブカル・ヤンキー』(ともに花伝社)、 『「若作りうつ」社会』(講談社現代新書)、『認められたい』(ヴィレッジブックス)、 『「若者」をやめて、「大人」を始める』(イースト・プレス)がある。
-
熊代亨『「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?』
¥1,650
新刊書籍 イースト・プレス 2018年2月9日 240ページ 世間で「大人」と言われる年齢になったみなさん、立派な「大人」になれた実感はありますか? 人生の選択肢が多様に広がったからこそ、生き方が定まりにくいこの現代。それでも月日は流れ、いやおうなく私たちは年老いていきます。「成熟のロールモデル」が見えなくなった社会において、「若者」の立場を卒業し、「大人」を実践するとはどういうことか? 異なる世代との付き合い方、恋愛・結婚観、趣味とともに生きていくことについて。リアリティと現実のギャップに戸惑う人びとへ、新たな指針を示す人生論。 【第1章】「若さ志向」から「成熟志向」へ ・40歳を過ぎた自分のことを想像できますか ・「若者」であり続けることの限界 ・ゲームが教えてくれた転機 ・変わるべきときに変わらなければ危ない ・「大人」が「若者」と同じように振る舞うと破滅が待っている ・かくあるべき「大人」の定義とは ・心の成熟には順序がある ・「大人」になることは「喜びの目線」が変わること ・人生の「損得」や「コスパ」の計算式 【第2章】「大人」になった実感を持ちづらい時代背景 ・「大人」に抵抗感があるのが当たり前の時代 ・昭和の人々は「若者」の魅力に夢中になり続けてきた ・社会から「大人強制装置」が失われた ・「なんにでもなれる」感覚が「大人」を遠ざける ・「大人」と「子ども」、年長者と年少者の接点が少ない ・世代間でいがみ合う社会はみんなが望んでできたもの ・「大人」を引き受ける立場が争奪戦になっている ・それはあなたの選択なのか、社会構造による必然なのか 【第3章】「大人のアイデンティティ」への軟着陸 ・「大人になる=アイデンティティが確立する」という考え方 ・何者かになった気にならないと地に足がつかない ・キャリアが定まることでアイデンティティも定まる? ・趣味や課外活動もアイデンティティの構成要素になる ・アイデンティティがフラフラしている男女の仲は長続きしない ・揺るがない自分が生まれると足下が固まるがおじさんおばさんにもなる ・「CLANNADは人生」 ・田舎のマイルドヤンキーのほうが「大人」を始めやすい理由 ・空に浮かんだ夢から、地に足のついた夢へ 【第4章】上司や先輩を見つめるポイント ・年上の人たちは未来情報の宝庫 ・「若いうちに勉強しろ」「遊んでおけ」と言う年長者は結局何が言いたいのか? ・「こんな風に歳を取りたい」と思える人は大事なロールモデル ・反面教師の利用方法 ・アイデンティティが確立した中年のモノの見え方 ・40歳、夢から醒めて、逃げ場なし ・長く人生を抱えてきた人は、それだけで結構すごい 【第5章】後輩や部下に接するとき、どう振る舞うか ・あなたが「大人」になったとき、「若者」をどう見るか ・情報がネットで手に入る時代に年上であるということ ・接点を持ってみなければわからない ・若者はまだ未来が定まっていないから侮れない ・後進を成長させるほうが得るものが大きくなる瞬間 ・「生き続ける理由」を与えてくれるもの ・「世話をすること」が始まったあとの世界の見え方 ・「俺の黒歴史に免じて許す」 【第6章】「若者」の恋愛、「大人」の結婚 ・「大人」の恋愛、「大人」の結婚は本当にある? ・金しか見ていない女性、胸しか見ていない男性はなんにも見ていない ・目を向けるべきは「ソーシャル・スキル」 ・早く気付いた人から素晴らしい「戦友」を得る ・「結婚=恋愛」は本当に幸福な価値観なのか ・「結婚は人生の墓場」は愚か者の結婚観 ・だからといって、若い頃の恋愛も無駄にはならない 【第7章】趣味とともに生きていくということ ・「終わらない青春」なんてなかった ・立派に大人をやっているサブカルチャーの先輩方はいる ・オタクやサブカルを続けきれなくなったとき ・いざとなったら、やめてしまったっていい ・クリエイターに回った人たちは本当に大変 ・新しい時代に合う形で誰かが引き継いでくれる ・趣味は自分の世代だけのものではない 【第8章】「歳を取るほど虚無」を克服するには ・変更不能の人生を生きるということ ・良いことも悪いこともすべて自分の歴史になる ・あなたの歴史はあなたと繋がっているみんなの歴史でもある ・人生のバランス配分は人それぞれだが ・異なる世代との接点が他人への敬意を磨く ・生きて歴史を重ねることは難しくも素晴らしい 熊代亨(くましろ・とおる) 1975年生まれ。信州大学医学部卒業。精神科医。専攻は思春期/青年期の精神医学、特に適応障害領域。ブログ『シロクマの屑籠』にて現代人の社会適応やサブカルチャーについて発信し続けている。著書に『ロスジェネ心理学』『融解するオタク・サブカル・ヤンキー』(花伝社)、『「若作りうつ」社会』(講談社現代新書)、『認められたい』(ヴィレッジブックス)がある。
-
香山哲『レタイトナイト1』
¥990
新刊書籍(漫画) トゥーヴァージンズ 2024.5.8 202ページ 判型:B6 海に挟まれたこの地には、4つの国があった。人々はその土地ごとに、さまざまな暮らしを送っていた。 北方の国レタイトの辺境の集落に住む少年・カンカンは最近、どうも納得がいかない。「自分の町の誰も買えないものを作るようなことは、なんかおかしい気がする」。 生活に苦しむ人々や、町に漂う閉塞感を感じていたカンカンはある日ふと、外の世界に出てみよう、と考えたのだった。 生きるための旅に出よう。力を持たざる者たちによる「居場所発見」ファンタジー! https://kayamatetsu.com/
-
香山哲『香山哲のプロジェクト発酵記』
¥1,320
新刊書籍 イースト・プレス 2022年11月17日 B6判変並 168ページ 『ベルリンうわの空』香山哲が考える、自分らしくあるための思考法。 『ベルリンうわの空』の連載を終えた香山哲が、次なる「プロジェクト」=「新連載」に向けた創作のアイデアをとことん熟成、発酵させ、次なる連載に辿り着くまでの全過程を公開。アイディアを生み・実行に移し・続けていく、この一連の流れを「プロジェクト」と捉え、どうすればムリなく・自分らしい方向へと進めるのかを実践していく。 勉強、仕事、趣味、生活……、人生にやってくる「プロジェクト」に関わるすべての人に贈る、香山流・ライフデザインの書! とてもふしぎなオール2色印刷! 等身大のハウツー満載! ●何をしたいか知りたいときは、自分自身にインタビューをしてみる。 ●プロジェクトをまとめるときは、「チラシ」をつくるように。 ●安心してスパークするために、最初に不安を知っておく。 ●自分のやっていることを見くびらない。 ●自分なりにコツコツやっていくこと自体が、自分の幸せだ! ●しっかりのびりして、楽しく構えよう。 経済思想家・斎藤幸平 推薦! 「発酵させよ。そこに創造のヒントがある。」 目 次 1 人生はプロジェクトの連なり 2 何のために実行するのか 3 ざっくりアイデアを作る 4 エッジを整える 5 登場人物たちを考える ふろく 連載というかたちについて 6 読者を考える 7 編集者と意見交換する 8 アイデア倉庫を使う 9 創作として肉付けする 10 自分のリソースを考える 11 連載全体を仮確定する ふろく 業績について 12 いいスタートのために 13 不安や心配を整理する 14 完成後をイメージする 15 信頼できる人と話し合う 16 自分をスパークさせる 17 発酵具合を見極める あとがき
-
香山哲『ベルリンうわの空』
¥1,100
SOLD OUT
新刊書籍(漫画) イースト・プレス 2020年1月15日 B6判変 168ページ ここ…もしかしたら最高の街なんじゃない? なんの気なしに来てみたら、心に余裕が持てていた。 「のんびり生きたくなる」「住みたい」とSNSで反響じわり。 ささやかだけれどやさしい日常。ほんのりふしぎなタッチで描く自由きままなドイツ移住記。 書籍版限定書きおろしコラムも収録! 香山哲 ベルリンで漫画、エッセイ、ゲームなどを作って暮らしています。 http://kayamatetsu.info/
-
香山哲『ベルリンうわの空 ウンターグルンド』
¥1,100
SOLD OUT
新刊書籍(漫画) イースト・プレス 2020年10月17日 B6判変 224ページ 宇垣美里さん推薦! 「日常の些細な幸せを集めてぎゅっと抱きしめて見えてくるもの 豊かに生きるってきっとこういうこと」 もう「お客さん」ではないわけだし、それなりに生きるぞ~ 不可思議ドイツ移住記、第2章。今回は仲間とベルリンの"地下"へ! この街ができるだけ良い感じになるように。 「最高過ぎる」「心穏やかに寝れる」とSNSで反響ぶわり。 ◎やっぱりうれしいオール2色印刷 ◎書籍版限定書きおろしコラムも収録 香山哲 ベルリンで漫画、エッセイ、ゲームなどを作って暮らしています。 http://kayamatetsu.info/
-
香山哲『ベルリンうわの空 ランゲシュランゲ』
¥1,100
SOLD OUT
新刊書籍(漫画) イースト・プレス 2021年11月8日 B6判変 並 200ページ 不可思議ドイツ移住記、最終章。そして生活は続く。 ◎うれしいオール2色印刷 ◎書籍版限定書きおろしコラムも収録 香山哲 ベルリンで漫画、エッセイ、ゲームなどを作って暮らしています。 http://kayamatetsu.info/
-
最果タヒ『天国と、とてつもない暇』
¥850
古本(詩集) 小学館 横:約13cm 縦:約18cm 厚:約0.9cm(96ページ)
-
シルヴィア・ヴァスケス=ラヴァド『夜明けまえ、山の影で エベレストに挑んだシスターフッドの物語』多賀谷正子 訳
¥1,000
古本 双葉社 横:約13cm 縦:約18.7cm 厚:約2.5cm(512ページ)
-
ブレイディみかこ『リスペクト』
¥950
古本 筑摩書房 横:13.3約cm 縦:約18.7cm 厚:約1.5cm(288ページ)
-
ブレイディみかこ『女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち』
¥550
古本 幻冬舎新書 264ページ
-
佐久間裕美子『Weの市民革命』
¥700
古本 朝日出版社 横:約11.8cm 縦:約18.8cm 厚:約1.6cm(232ページ)
-
『ながいひる店主の日記 vol.41 2024年12月1日(日)~2025年1月3日(金)のこと』※人々の日記
¥500
コピー本 A5サイズ 約17,000字 手作業で作っています 不備がありましたらお知らせください ※最新号は400円、バックナンバーになると500円になります 【ながいひる店主/きむらまこと】 1982年7月、倉敷市児島生まれ。高校を出てからの8年半を神戸市の学校、マーガリン工場、レコード屋などで過ごしてから帰郷。4年間でお金と本を貯めて2013年10月2日から古本屋。人の顔と名前を覚えるのがすごく苦手。バスケが好きだけど手足が短い。腰が痛いし肩が凝る。とにかく首が冷える。
-
品品(ex.世田谷ピンポンズ)『SETAGAYA MAGIC』
¥1,320
新刊書籍 twililight 2024.12.28 装画:waca デザイン:横山雄 B7 104ページ 自分が住む街の現在・過去・未来へのパスポートに。 twililightがある三軒茶屋をテーマにしたポケットブックシリーズ「sanchapbook」(サンチャップブック)。 3冊目は、twililight web magazineで2024年6月から9月まで連載していたフォークシンガー・品品(ex.世田谷ピンポンズ)によるセンチメンタル連載小説を書籍化した『SETAGAYA MAGIC』。 “感傷より先に歌があるのか、歌より先に感傷があるのか、自分の情緒が時々分からなくなる” 世田谷区の三軒茶屋に長いあいだ住んでいたフォークシンガー・品品(ex.世田谷ピンポンズ)による初めての小説は、 三軒茶屋を舞台に、自身と重なる杵賀谷を主人公に迎え、選ばれなかった人々の心に真摯に寄り添う。 歌うこと、生きること、夢を見ること。 「もっともっと迷い惑うことだよ。君がこの街で出会った人たちがえっちらおっちらそうやって暮らしてきたみたいにね。茶沢通りの一本道でさえ迷う君さ。だからこそ、ひょんなことからまたいつかどこかで別れた誰かと再会できるかもしれない。誰も見たことのないような変な景色を見つけることができるかもしれない」 目次 「すずらん通りの定食屋」 「太子堂中央街のライブハウス」 「世田谷通り沿いのマンション」 「三軒茶屋中央劇場」 「地震の日」 「じしんの日」 「送別会」 「世田谷マジック」 あとがき 品品(ex.世田谷ピンポンズ) フォークシンガー。 吉田拓郎や70年代フォーク・歌謡曲のエッセンスを取り入れながらも、ノスタルジーで終わることなく「いま」を歌う。 音楽のみならず、文学や古本屋、喫茶店にも造詣が深く、最近では文筆活動も積極的に行っている。 あたらしいフォークの旗手。
-
品品(ex.世田谷ピンポンズ)『品品喫茶譚Ⅲ』
¥1,320
新品ZINE (エッセイ) 品品堂 70ページ B6サイズ 並製本 デザイン・DTP: 輪佳 相も変わらず喫茶店に行く。テーブルの上に古本屋で買った本を広げて、珈琲を飲む。ぼーっと窓の外の風景を眺める。一心不乱にノートと向き合う。 初めて訪れた街では喫茶店を探し、住み慣れた街の喫茶店で会いたい人と会う。 日々と珈琲とフォーク。 大好評の随筆シリーズ第三弾。 品品(ピンポン) フォークシンガー。 吉田拓郎や70年代フォーク・歌謡曲のエッセンスを取り入れながらもノスタルジーで終わることなく、「今」を歌うそのスタイルは「六畳半フォーク」と呼ばれる。 2024年10月、「世田谷ピンポンズ」から「品品」へ改名。 http://setapon.boy.jp/
-
小牟田恭花『燦宝夢(sun home)』
¥1,000
新品ZINE(写真集) 嗚呼、ZINE生社 2024年12月1日 A5サイズ モノクロ 小牟田恭花 1998年生まれ。デザイナー見習い。 散歩・旅・記録することが好き。 instagram:@kom_ttttt
-
塩沢美代子、島田とみ子『ひとり暮しの戦後史 戦中世代の婦人たち』
¥450
古本 岩波新書
-
仕事文脈編集部(編)『若者の戦争と政治』
¥1,870
新刊書籍 タバブックス 2024.12.25 232ページ B6判変形並製 むしろ「学ばなかったこと」のほうが印象深いかも(26歳) 「先生だから政治的意見は言えない」と、"中立"であることにこだわっていたのが印象的(23歳) 「社会や政治に無関心な若者」は、こうして生まれたー 1994〜2004年生まれ、20代50人に聞いた、戦争と政治。 「慰安婦」の文字が教科書から消され、戦争における加害の歴史を学ばなかった。 性教育がバッシングされ、激しいジェンダーバックラッシュが起こった。 生きづらさを自己責任で丸め込まれ、「ゆとり」や「さとり」と後ろ指をさされる。 第2次安倍政権下で義務教育期を過ごしたかれらは、当時の政治や教育にどう影響され、何を感じてきたのか。生まれ育った1994-2024年の政治、教育、文化、社会の動きを年表で振り返るとともに、若者たちの声を聞く1冊。 戦争を起こさないようにするのは誰か。問われなければいけないのは政治だ。(寄稿 武田砂鉄)
-
仕事文脈編集部(編)『家父長制はいらない 「仕事文脈」セレクション』
¥1,540
新刊書籍 タバブックス 2024.7.11 160ページ B6判変形 装丁:惣田紗希 格差、差別、バッシング、家族、戸籍……色んなひとが困っているけど、これって全部同じ問題=家父長制なんじゃないか? さまざまな角度から「仕事」を考えるリトルマガジン『仕事文脈』。近年掲載した記事の中からフェミニズム、ジェンダー、セクシュアリティにまつわる文章を再編集。性差別的な問題の根幹にある、男性支配的な社会システムである家父長制を解体するための言葉を収録。 目次 1.ことば・表現 小さな言葉 小沼理 Shitが溢れるインターネット空間 濵田真里 空白のビルボードを見つめて 小林美香 2.カルチャー 「伝え方が悪かったかな、勘違いさせてごめん!」 ニイマリコ 「伝統」を解体する際に 小田原のどか 美術の場でセーファースペースをつくる ケルベロス・セオリー 3.家族 文学の中の「オンナ・コドモ」 小川公代 シルバニアファミリーから考える 浪花朱音 結婚願望がゼロになるまで 笛美 4.社会・政治 政治家だけじゃない 私たちだって主役であるべき 和田静香 その家父長制は誰のため?──マジョリティ男性に必要な学びとレジスタンス 清田隆之 安倍晋三という政治家が力を持った時代、女性や家族、性的マイノリティをめぐる政策はどう展開されたのか 山口智美 5.セックス びわこんどーむくんがゆく。 清水美春 セックスワーク・イズ・ワークを拒むもの 戸田真琴 6.クィア 点が線になるまで、線が面になるまで 和田拓海 ひとりで生きたい とりうみ 台湾のナイトクラブで婚姻平等を体験する 燈里 働きながら性別移行した私の経験 おいも
-
清田隆之『戻れないけど、生きるのだ』
¥2,090
新刊書籍 太田出版 2024.12.24 304ページ 四六判 ひとりの青年が、とまどい、ゆらぎ、つまずきながら、夫になり、父になる成長物語。その率直さに胸を衝かれる。男性が本書から学ぶことは多いだろう。——上野千鶴子 このひとの書くものはブレない。それはたぶん、自分の立ち位置と付与された力を厳しすぎるくらいに点検することを忘れないからだ。——信田さよ子 フェミニズムから受け取った重たい宿題。これからの〈俺たち〉へ。 男らしさや男性性にまつわる当事者研究として各メディアで話題となった『さよなら、俺たち』に続く最新ジェンダー・エッセイ集。ジェンダーの先にある人間の生き方、幸福を探求する。 人生の価値は、人生の豊かさは、どれだけ何かに心を揺さぶられたかでおそらく決まる。ジェンダーとは生き方や在り方に直結する問題で、私たちの言動や感受性のOS(オペレーション・システム)として機能しているものだ。そこに変化を加えようとすれば、当然ながらいろんなところがギリギリ軋む。そのストレスや不快感はバカにならず、反動的なエネルギーが生じたって不思議ではない。だからこそ思う。俺たちは頭で考えてるだけでは変われない。そのためには何かに圧倒され、言葉を失い、放心状態になるような体験を重ねることが重要で、内省も責任も、ケアも覚悟も、抵抗も希望も、きっとそういう時間から生まれるはずだ。もちろん本やドラマだけじゃない。恋愛にも、子育てにも、仕事にも、旅にも、生活にも、友達とのお茶にも、そんな感動は宿っている。「昔のほうがよかった」「ずいぶん息苦しい時代になった」「あの頃に帰りたい」って気持ちは誰の中にもあると思うけど、進んでしまった時間を、変化してしまったものを、元に戻すことはもうできない。それでも毎日は続くし、何かに心を震わせながら生きていくことは全然できる。さよなら変化した時間にながら生きていくことは全然できる。もう戻ることはできないけれど、男らしさの危機が叫ばれるこの時代を、俺たちはこれからも生きるのだ。 (「戻れないけど、生きるのだ」) 目次 1 〈男〉とフェミニズム──シスターフッドの外側で はたして俺たちは、フェミニズムとどう向き合っていけばよいのだろうか 無知で無自覚な俺たちに突きつけられた鏡 シスターフッドと「男は不要」の狭間で マスキュリニティとホモソーシャルにさよならを——『問題のあるレストラン』が描く被害の連鎖 誰もやらないなら、あたしがやるしかない──深夜の放心、言葉の充満 2 我は、おじさん──男性優位社会と中年世代の責任 社会の価値観を形作っているのは誰なのか?──人気バラエティのジェンダー表現 学習による最適解か、だだ洩れの内面か——マジョリティ男性の奇妙な自分語り 世にも珍しい、マジョリティ男性による高解像度な自分語り 俺たちが「我は、おじさん」と宣言するために必要な覚悟と責任 3 被害と加害と恥と傷──泣いてる〈俺〉を抱きしめて 被害者はこのような〝時間〟を生きている 「動揺したくない」私たちが、これ以上被害を傍観しないために 射精にまつわる男性の責任と、その根底に息づく弱々しくてほの暗い感情 恥は恥だが役に立つ?──恥の個人史から考える恥の功罪 4 平成から遠く離れて──生産性の呪いと自己責任社会 名もなき人々の言葉から浮かび上がる新自由主義社会の実相 「※ただし、すべて自己責任で対応してください」という見えないただし書き 〝生産性の呪い〟と生活の手触り──個人史から考える「東京」のこと 5 家父長制への抵抗──結婚と家族、ジェンダーの呪縛 婚活と家父長制、その先にある虚無と死 「作る女」と「食べる男」にかけられた呪いの重さは絶対に違う──ジェンダーの呪縛に満ちたニッポンの食卓 身体的な性差がテクノロジーによって解消されたとしたら? こんなとこにも家父長制?──日常に侵入するショート動画 育児と男性性——弱きものへの応答責任(responsibility) 6 これからの〈俺たち〉へ──beingの肯定 俺たちは「お茶する」ことができるだろうか?──ケアの欠如とbeingの肯定 時間がかかったって、いいじゃないか──ケアの交換、「悩み」の持つ可能性 好きな男の姿を見るのは楽しい 好きな男について語るのも楽しい もう誰かと恋愛することはないと思うけれど あとがき 清田隆之(著) 1980年東京都生まれ。文筆業、「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。ジェンダー、恋愛、人間関係、カルチャーなどをテーマに様々な媒体で執筆。朝日新聞beの人生相談「悩みのるつぼ」では回答者を務める。桃山商事としての著書に『生き抜くための恋愛相談』『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』(ともにイースト・プレス)、単著に『さよなら、俺たち』(スタンド・ブックス)『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』(扶桑社)『おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門』(朝日出版社)、トミヤマユキコ氏との共著に『大学1年生の歩き方』(集英社文庫)、澁谷知美氏との共編著に『どうして男はそうなんだろうか会議』(筑摩書房)など。Podcast番組『桃山商事』『オトコの子育てよももやまばなし』も配信中。
-
オルタナ旧市街『お口に合いませんでした』
¥1,980
SOLD OUT
新刊書籍 太田出版 2024.10.29 200ページ 四六判変形並 フードデリバリーの冷めたシチュー、北欧家具店のミートボール、激安居酒屋の肉寿司…… タワマンを遥か頭上に見上げ、気鋭の文筆家が都市生活の不満を嘆く憂鬱グルメ小説。 食事はいつもおいしくて満たされて幸せ、なんてやっぱり嘘だった。 ——高瀬隼子(『おいしいごはんが食べられますように』)推薦! 体調を崩した私は初めてデリバリーを注文するが、届いたシチューからは独特の冷えて固まった油のような匂いがして……(ゴースト・レストラン)。10年ぶりの同窓会、クラスのLINEグループに「完全個室創作和食バル★肉寿司食べ放題! 3時間飲み放題付き2980円」の食べログURLが送られてくる(Girl meats Boy)。おいしくない食事の記憶から都市生活のままならなさと孤独を描く、憂鬱なグルメ小説13篇を収録。 目次 ゴースト・レストラン ユートピアの肉 町でいちばんのうどん屋 愚者のためのクレープ メランコリック中華麺 終末にはうってつけの食事 ラー油が目にしみる フライド(ポテト)と偏見 Girl meats Boy たったひとつの冷めたからあげ 「いつもの味」 完璧な調理法 お口に合いませんでした オルタナ旧市街(著) イマジナリー文藝倶楽部「オルタナ旧市街」主宰。19年より、同名ネットプリントを不定期刊行中。自家本に『一般』『ハーフ・フィクション』など。『代わりに読む人』『小説すばる』『文學界』等に寄稿。2024年6月に随筆集『踊る幽霊』(柏書房)を刊行
-
白央篤司『はじめての胃もたれ』
¥1,980
新刊書籍 太田出版 2024.10.29 224ページ 四六判並製 昔のように食べられないことは、みっともないことなんかじゃない。性別とか関係なく「自分」を大事にしていこう。フードライターの白央篤司さんが、加齢によって変化する心身をなだめながら、作って食べる日々を綴った手探りエッセイ。 “加齢に伴う変化の体感は楽しい。だって、「歩く」「しゃべる」「自転車に乗れる」といった、幼少期の成長に伴う「できるようになった」の記憶は、もはや曖昧だもの。一方、中年の「できなくなった」は、ちゃんと自覚ができる。観察も対処もできる。つまり、人の機能的変化をじっくり味わえるのは、中年の特権なのだ。高齢者になれば、再びそれは難しくなるのだから。” ―— ジェーン・スーさん(コラムニスト)推薦! 「あなたの胃は、もう昔のあなたの胃ではないのですよ」 そう気づかせてくれたのは、牛カルビだった。 もうすぐ50歳。調子にのって食べすぎると胃がもたれる。お腹いっぱいが苦しい。量は変わらないのに、ぜんぜん痩せない……老いを痛感することが増える日々。 人生の折り返し地点を迎えて、いままでのようにいかないことがどんどん増えていく。でも厚揚げやみょうが、大根おろしみたいに、若い頃にはわからなかったおいしさを理解することだって同じくらいあるはず! いまこそ、自身を見つめ直して「更新」してみませんか? 目次 はじめに 第一章 いろんなところにガタが来る はじめての胃もたれ お腹いっぱいがこわい カルビ世代から大根おろし世代へ 衰えを語り合える関係はいいものだ 増えるばかりのメンテ・アイテム! 物価高の中、頼れるあいつ 耐脂性の問題と具だくさん汁の豊かさ アンケートその① 誕生日はいまやうまいものを食う口実に 春の食卓 第二章 手探りで向き合う つまづいて、歩いて、お茶を淹れる やせない体 なすときゅうりと、非現実的もいいとこな夢 厚揚げ、みょうが、そして苦みが好きになる 日傘のすすめ&「男のくせに」 自分の機嫌とり上手になりたい 夏の食卓 第三章 無理なく変わっていく 私と酒と酒場のこと、これまでのこと 隙あらば野菜を足すムーブメント 「いつもより気持ち少なく」の節塩ライフ グジュとたま子のこと 台所の思い出話① 台所の思い出話② みなさんにアンケート② 秋の栗、そして父のこと 第四章 決めつけない方が人生は面白い 魚よ、おろそかには食わんぞ ―私のレシピ微調整― 無理なときは無理しないにたどり着くまで 私なりの“半”作りおき、そして使い切り術のあれこれ お弁当から考える「ちゃんと作る」ということ 台所の思い出話③ ハワイの料理ポキに学ぶ 冬の原稿の伴走者、煮込み料理 第五章 執着と無頓着 男達よ、もっと自分をいたわろう 和菓子に惹かれていく 友達も携帯もいらない 30代で決意したふたつのこと 50代の歩み方 いなり煮に教わる あとがき 白央篤司(著) フードライター、コラムニスト。1975年生まれ、早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経てフリーに。日本の郷土料理やローカルフード、現代人のための手軽な食生活の調え方と楽しみ方、より気楽な調理アプローチをメインに企画・執筆する。メインテーマは「暮らしと食」。著書に『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)、『自炊力』(光文社)、『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)、『名前のない鍋、きょうの鍋』(光文社)など。